日々の泡

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パフェの不自由さに関する一考察

こんばんは、あわあわです。

先日srecetteさん*1Twitter経由で、こんなpostを見かけました。パフェの不自由さに関するお話ですね。

 

以前からわたしのSNSを見てくださっているかたはすでにご存知かと思いますが、わたしは2年ほど前にsrecetteさんのパフェに出会ってから、いままでじぶんの人生からすこしとおいところにあったパフェと向きあうこととなりました。

先に引用したMr.CHEESECAKEの田村さんのパフェに関する一連のpostを読んですこし考えたので、ちょっと文章にまとめてみます。

 

そもそもわたしも、現在わたしがしつこくSNSで推しているsrecetteさんのパフェを食べるまでは、パフェと聞いて思い浮かべるのは、フルーツパーラーのおおきくてあまい、食べきるのがすこししんどいパフェでした。

田村さんがpostされているような、"フルーツとアイスと生クリームにコーンフレークみたいな構成"のパフェが、まさに2年前までわたしのいだいていたパフェのイメージにあたると思います。

 

けれど、いまのわたしは、パフェとは"フルーツとアイスと生クリームにコーンフレークみたいな構成"のものだけのものではないことを知っていますし、かわいさやうつくしさ*2だけがパフェではないことも知っています。

 

フルコースの料理を組み立てるとき、たぶん一皿目に味の濃いソースのかかったかたまりのお肉を持ってくる料理人のかたはそういないのではないかと思います。それとおなじで、複数の素材を組み合わせてつくるパフェにも、よりよい食べかたや、口の中で出会ったときにおいしくなる組み合わせがあるとわたしはかんがえています。

お皿盛りのデザートにくらべて、グラスに盛られたパフェはたしかに自由度がひくいですが、そのぶんパティシエのかたが食べ手の動線をコントロールすることができます。

縦長のグラスに盛られていることのおおいパフェの、上から順番にしか食べられないという特徴は、わたしにとってパティシエのかたによるすてきなナビゲーションなのです。

 

もちろん、ナビゲーションの道すじや、そもそも食べ手の動線になにを配置するかは、パティシエのかたの技量やセンスによっておおきく変わると思います。

わたし自身、この夏いくつかのお店の"フルーツとアイスと生クリームにコーンフレークみたいな構成"ではないパフェを食べましたが、これだ! と思うようなパフェにめぐりあうことのむずかしさをあらためてかんじました*3

 

しかしながら、上述したように複数のお店のパフェを食べたうえでも*4、わたしはsrecetteさんのパフェにかなりの信頼を寄せている、と宣言していいと思っています。

 

上記のpostで田村さんがおっしゃっている、"口の中で素材が一緒に入ってきた時の他にはない美味しさ"、これはまさに2年前にsrecetteさんのMintopia*5を食べたわたしがかんじたものです。

 

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srecetteさんのパフェは、ほかのおおくのパフェとおなじで、上から順番に食べていくことしかできないパフェです。

けれど同時に、上から順番に食べていくことでおいしさの発揮されるパフェでもあると思っています。

 

まだsrecetteさんのパフェに出会ったことのないすべてのかたに、srecetteさんのパフェに出会ってほしいなあとあらためて思い、簡単ですが文章にまとめてみました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

*1:すでにわたしのSNSを見てくださっているかたには説明不要のだいすきパフェ屋さんです。:srecette (@srecette) on Twitter

*2:わたしは芸術点と勝手に言っています。

*3:パフェめぐりのあれこれについては、#あわあわパフェ勉強中 というタグでTwitterに書いています。ちなみに、インターネットではわざわざ悪口を書かないようにしていますが、オフラインではざっくばらんにお話しできるので聞きたい友人はお問い合わせください…。

*4:とは言えまだ食べるべきパフェのお店があることもわかっています。

*5:わたしがはじめて食べたsrecetteさんのパフェです。とってもおいしいチョコミントパフェで、今年10月にFabCafe Kyotoでも提供されます。:【満席】Fabパフェ in FabCafe Kyoto by Srecette | FabCafe Kyoto