すべての現場主義者にCHaCK-UPを観てほしい
こんにちは、鉄は熱いうちに打ちたいほうのあわあわです。
先日、ついかっとなって前日にチケットを取り、「CHaCK-UP ~ねらわれた惑星~」(http://www.nelke.co.jp/stage/CHaCK-UP2015/ )を観劇したら、推しを増やして帰ってきてしまったので、その話をします。
※注意※
2015年1月に行われた「CHaCK-UP ~ねらわれた惑星~」公演をまるっとネタバレしています。もちろん公演の核心に触れる内容となっておりますので、まだ知りたくない方は読まないでください。
今回の公演を観た以外にほとんど知識のないままひとが付け焼き刃知識で書いている文章です。
デリケートな部分にも触れているため、そうじゃない!!! と思われるファンの方もいるのではと思いますが、個人の感想ですので優しくしてください…(でももし間違っていることがあったら指摘していただけるとありがたいです)。
また、この文章を書くにあたって仕入れた基礎知識は、一部
「宇宙人アイドルCHaCK-UP(チャックアップ)が気になる人へのまとめ - Togetterまとめ」:http://togetter.com/li/721597
を参考にさせていただきました。とってもわかりやすかったです。ありがとうございます。
1 CHaCK-UPとは? ネルケのアイドルステージとは?
CHaCK-UPとは、テニミュなどを手がけるネルケプランニングによって制作されているアイドルステージシリーズのひとつであり、男性アイドルグループです。
「CHaCK-UP~銀河伝説~」-CHaCK-UP - YouTube
アイドルステージシリーズとは、前半で舞台、後半でアイドルのライブを行う二部構成の公演です。また、このアイドルステージにおいて描かれるアイドルは、その舞台においてアイドルを演じる俳優と、友人のように扱われているのもこのアイドルステージの特徴のひとつです。CHaCK-UPにおいて、アイドルを演じる俳優たちはCHaCK-UP Friends、CUF(シーユーエフ)という、CHaCK-UPを応援するために有志で結成したユニットである、と説明されています。*1
つまり、アイドルステージシリーズにおいて、アイドルを演じる俳優と、アイドルは別の人間である、とされているのです。たとえばおなじアイドルステージシリーズに登場するアイドルであるプレゼント◆5のメンバー、ヤマトを演じる佐藤流司くんは、彼のTwitterにおいてプレゼント◆5の公演期間中「当日券でヤマトくんを応援してきます!」というような旨のpostをしています。このように、俳優自身のSNSなどでも俳優自身とアイドルは別の人間です。
このあたりはわたしもいまいち理解できていないのですが、アイドルの実在性を補強するための設定なのかな? とばくぜんと思っています…。
そして、CHaCK-UPはそんなアイドルシリーズの第三弾としてネルケプランニングから発表されたシリーズです。さきほどアイドルと俳優(CUF)の関係について説明しましたが、CHaCK-UPにおいてはこの設定にもうひとつ設定がくわわります。
CHaCK-UPは宇宙人アイドルですが、宇宙人というのはあくまで設定で、中の人はSOJ学院という高校の芸能科に通う高校生なのです(わたしはほんとうに宇宙人のアイドルだと思ってCHaCK-UPを観に行ったので若干混乱しました)。
この中の人が高校生である、という情報は、先ほどの公式ページにも記載されていないように公式側からはほとんど提供されませんが、前半の舞台パートにて演じられています。高校生姿と宇宙人アイドル姿は当然ながら身につけているアイテムやキャラクターデザインが異なるため、なにも知らないでいくとちょっと混乱するかもしれません。
もうちょっと情報を提供してくれたほうがやさしいのにな…と思っていますが、まだわたしは性格などを説明するほど詳しくないので、名前だけ紹介しておきます(性格やキャラ付けについては、公式ブログやはじめに貼ったtogetterを見ていただくといいと思います)。
☆CHaCK-UP(アイドルの名前、本名、CUFの名前の順です)
赤担当:火星人☆マル
火山武(ひやまたける)
中尾暢樹(なかおまさき)
黄担当:金星人☆ヴィー
美野アカネ(よしのあかね)
古川裕太(こがわゆうた)
青担当:水星人☆ミミタ(現在美波旅生が留学中のため、活動休止中)
美波旅生(みなみりょう)
本田礼生(ほんだれお)
緑担当:木星人☆ジュジュ
鳴上林檎(なるかみりんご)
影山達也(かげやまたつや)
オレンジ担当:土星人☆ドット
土岐原穣(ときはらみのる)
崎山つばさ(さきやまつばさ)
白担当:天王星人☆レイ(このグループのキャプテンで、キャップとも呼ばれます)
天宮王成(あまみやきみなり)
古谷大和(ふるややまと)
ピンク担当:冥王星人☆ポミィ(今回の公演より参加)
美波日音(みなみかのん)*2
福島海太(ふくしまかいた)
ちなみに、CHaCK-UPのファンのことをチャームといい、アイドルの担当色+チャームで自分が誰推しかをあらわします(わたしは火星人☆マル推しなので、赤チャームです)。また、CHaCK-UPのライブをスペーストリップと言います。
CHaCK-UPについて、ここまでざっくり説明しましたが、なんとなくはわかっていただけましたか…? 自分がわかるようにしかまとめられないので、実際の設定や認識とはやや違う部分があるのではないかな~と思っています、すみません…。
公式などの展開において、アイドルを指す際は○○星人☆を省いた呼び方で、高校生を指す際は名字のカタカナ呼びで、それぞれ表記されているようなので、この文章においても以下はそのように表記します(ただし、美波日音については美波旅生と同じになってしまうため、カタカナフルネームで表記します)。
2 CHaCK-UP ~ねらわれた惑星~
そんなCHaCK-UPの新作が、今回わたしの観に行った「CHaCK-UP~ねらわれた惑星~」です。2014年夏の公演においてはCHaCK-UPがデビューに至るまでの経緯が描かれたようですが、今回の公演はそんな彼らの転機とも言える内容となっています。
それには彼らCHaCK-UPの青担当ミミタが関わっています。先ほど、メンバーの名前を紹介した際にも書きましたが、ミナミが現在留学中のため、不在となっているからです。わたしは詳しく事情を知っているわけではありませんが、おそらく本田礼生くんのお仕事の都合では、と思っています。*3そして、今公演ではミナミの不在を取り上げた内容になっています。
ざっくり今回のストーリーパートを説明すると、こんな内容になっています。
★次のライブのミーティングのため集まったCHaCK-UP。アマミヤはミナミの不在と、知らない少年(ミナミカノン)の存在に気付きます。ミナミは? と問うと、ほかのメンバーは「彼がミナミだ」と少年を指し、また少年も「僕がミナミだ」と主張します。信じようとしないアマミヤにほかのメンバーは体調不良を疑い、ミナミを名乗る少年はアマミヤに薬だと言って謎の錠剤を手渡します。
★ミナミを名乗る少年がほかのメンバーを洗脳したのでは!? 彼は宇宙人なのでは!? この錠剤を飲めば自分も記憶を改ざんされてしまうのでは!? などと考えたアマミヤは少年に詰め寄ったり、一度話し合おうとさとすメンバーから逃げ出したりします。
★ついにメンバーと少年にかこまれたアマミヤは、少年はミナミの弟、ミナミカノンであり、ミナミが留学に行っている間ミナミの代わりに冥王星人☆ポミィとしてCHaCK-UPに加入することになった、ということを説明されます。アマミヤはミナミが旅立つ日、みんなと一緒に見送りに参加していたにも関わらず、そのことをすっかり忘れてしまっていたのです。*4
★冥王星人☆ポミィをメンバーにくわえたCHaCK-UPは、ふたたびミミタが帰ってくる日にきちんとミミタの帰る場所を用意しておくためにも、新しい6人でがんばっていくことをもう一度誓いあうのでした。
いろいろとはぶいた結果身も蓋もないかんじになってしまいましたが、だいたいこれであっていると思います…。
わたしはイベントで一度彼らのことを観ているのですが、その当時は知識がまったくなく、不思議な衣装といろいろ設定がありそうな雰囲気に圧倒され、今回の公演もはじめはあまり行くつもりはありませんでした。突然チケットを取ったのはフォロワーさんの絶賛があったのと、そのときちょっとむしゃくしゃしていたからです。そんな新規がこのストーリーパートを観てびしばし感じていたのは、CHaCK-UPのホーム感でした。
ストーリーパートとライブパートの間、前説のリハーサルをするCHaCK-UPの通う高校SOJ学院の校長先生と、今回の公演のゲスト、プレゼント◆5のヤマトとの間でこんな会話がありました(すごくうろ覚えです)。
ヤマト「なあでも、どうしてミナミを行かせちゃったの? CHaCK-UPはまだまだこれからだし、こんなにお客さんもはいるようになったのに…」
先生「たしかにミナミは大切なメンバーだ。でも、だからといってずっとだっこしていたら歩き方がわからなくなっちゃうだろう…? きっと向こうでつらいこともたくさんあるだろう。もし傷ついて帰ってきたらそのときは私たちでだっこしてあげようね」
わたし、なんて優しいんだろう…! って思いました。ミナミにじゃないです。すごくわたしたちに優しくしてくれる公演なんだな、って感じました。
あるはずのお仕事がなくなったり、いるはずのメンバーがいなくなったり、変更になったり、自分の思っている優先順位と向こうの思っている優先順位が食い違ったり、そういう経験ってどこの業界を追っていてもきっとあると思います。わたしたちはそういうときSNSや友人との会話で悲しんだり愚痴ったり怒ったりはできるけど、公式サイドにだんまりされてしまうともうなにもできないです。
でも、CHaCK-UPはミナミがいなくなる悲しみを受け止めてくれます。受け止めたうえで、前に進もうね、ってしてくれます。
アマミヤがミナミの不在を忘れて探しまわるのも、CHaCK-UPはあの6人だった、ということを補強してくれています。そして、ミナミの不在はあくまで留学であって、ミナミの帰ってくる場所を用意するためにもCHaCK-UPをがんばろう、と未来を約束してくれてもいます。ミナミのことを待っていてもいい、と明言してくれているんです。
ミナミを探すアマミヤも、留学について先生に問うヤマトも、わたしたち目線です。わたしたち目線で、ミナミの不在についていろいろ行動を起こしてくれます。
秋元康プロデュースのアイドル特有のものなのか、それ以外のアイドルにもそうなのかはわかりませんが、わたしはアイドルのお仕事にたいして、「グループ内仕事」と「外仕事」という概念を持っています。
握手会やコンサート、劇場公演、あるいはマジすか、オールナイトニッポンなどの、グループ内でまわしているお仕事がグループ内仕事です。それに対し、グループを出て行う仕事が外仕事です。たとえば乃木坂46のメンバーが白鳥美美子役で学蘭歌劇「帝一の國」に出たり、黒主優姫役で「ヴァンパイア騎士」に出たりするのは外仕事と言えるでしょう。
そういう概念をテニミュに流用して、テニミュ卒業後のお仕事や、テニミュの合間にさしこまれるテニミュ以外のお仕事を、わたしは外仕事のようにとらえていました。テニミュを彼らのホームであるように、勝手に感じていたからです。
CHaCK-UPを以前から応援しているチャームのみなさんにとって、CHaCK-UPこそがミナミ(本田礼生くん)のホームだ、と思っているひとは、きっとたくさんいるんだろうな、と思いました。
そして、ミナミが留学しても、ミナミの不在をこういうかたちで受け止めさせてくれるCHaCK-UPはすごくホームらしいホームですてきだな、とも思いました。
もちろん以前から追いかけていたチャームのみなさんには、もっと思うところあるかもしれません。けれどわたしは勝手に受け止められた気持ちになって、涙腺がゆるみました…。
(SOJ学院から青春学園に留学ってめっちゃおもしろい…とも思いました、すみません)
3 舞台がバクステになる
CHaCK-UPの優しさについて感傷たっぷりに長々書きましたが、もちろんCHaCK-UPの魅力はそれだけではありません。
プレゼント◆5の一部メンバーとSOJ学院の校長先生による前説ののち、後半のライブがはじまります。ライブはCHaCK-UPの代表曲、CHaCK-UP~銀河伝説~からはじまりました。以前にもイベントで観たことのある曲だったため、周囲の振りコピに圧倒されつつサイリウムを振っていました。振りコピ覚えたいです。
そしてわたしは、ストーリーパートから一転クールなレイの姿に、今までのストーリーパートがバックステージとも言える内容だったことに気付くのです(アマミヤ=レイは、ストーリーパートではちょっとずれた熱血キャラですが、アイドルとしてのレイはクールなキャラです)。
バックステージ(以下バクステ)とは、もしかするとテニミュ用語なのかもしれませんが、いわゆる舞台やライブ、コンサートの、ふつうに観劇する人からは見えない舞台裏を指します。たとえば練習風景だったり、休憩中、公演中の裏方もバックステージです。特典映像として舞台やコンサートのDVDにはいっているのを、見たことがある方は多いと思います。
でも、バクステを初見のひとにいきなり見てもらうのはなかなかハードルが高い、とわたしはすこし思います。
あのキャラクターを演じるあの俳優の素顔や、彼と彼、あるいは彼女と彼女がこんなことをしていた、といったようなエピソードなど、バクステからわかってもらえる魅力は多いです。けれど、初見だとまず誰が誰なのか判別するのがむずかしいことも多いですし、知らないひとの内輪ノリに興味を持ってもらうのは簡単なことではありません。
また同時に、わたしは自分の推しているひとを誰かに説明するとき、バクステ的な、ただ公演を観ただけではわからないかもしれないエピソードトークとあわせて説明することが多いです。
たとえばわたしのSKEにおける推しメンバーである須田亜香里ちゃんを誰かに紹介するとき、わたしは彼女のアイドルとしての姿勢(ブログや握手対応と記憶力など)に触れることが多いです。また、7代目手塚国光を演じた多和田秀弥くんについて紹介するとき、彼の手塚というキャラとは真反対なわんこ愛され気質や0距離っぷりについて話す人も多いのではないでしょうか。*5
つまり、バクステとは、そのひとを理解したり親近感や興味を持ってもらうのに絶好の材料であるにも関わらず、初見の人にはややとっつきにくい内容となっているのです。
けれど、CHaCK-UPなどの舞台とライブの二部構成になっているアイドルステージシリーズでは、アイドルの裏方を舞台として提供しています。それにより観客は、構成を考えられたより見やすく楽しいアイドルのバクステを観ることができるのです。
練習風景や休憩時間などの普段の様子を舞台上で表現することは、推しメンバーを紹介するときにわたしたちが話すようなエピソードトークを具現化することである、と考えてもいいのではないでしょうか。
そしてわたしたちCHaCK-UPの観客は、知らず知らずのうちにメンバーの情報を得て、親近感を抱いた状態でライブに挑むことになります。
あるいは繰り返し観劇することで、ライブで気になったアイドルが舞台裏でなにをしているのか知ることもできるのです。
ライブだけ観ているのでは、クールなレイが実は若干空気の読めない扱いされていることも、きらきらアイドルのヤマト(彼はプレゼント◆5のメンバーですが)の「わかんね」はちょっとなまっていることもわからないままです(ところでとってもかわいいこのなまり、宮城県出身佐藤流司くんのものなのかヤマトくんのものなのか、どっちなのでしょうか…?)。
4 推しは増やすもの
そして一度CHaCK-UPを観劇したわたしが今、舞台裏でなにをしているのかもっと知りたい! ととても感じているのは赤担当のマルです。
さきほどライブの一曲目、CHaCK-UP~銀河伝説~で前半の舞台がバクステ的な役割を果たしていたことに気付いたこと、振りコピに圧倒されたことを書きました。
けれどわたしがもっとも目を奪われていたのは、マルの吸い込まれそうなおめめとニカっとした笑顔で逆三角になった口、おおきい振りと、そのまわりから爆発的にひろがるアイドルオーラです。
このブログ記事の冒頭に貼ったCHaCK-UP~銀河伝説~のPVのサビにて、「だけどお願い♪」というパートで首をかしげながらお願いポーズをするマルに、そのあふれんばかりのかわいさの片鱗が見えますが、生で観たマルはもっと光につつまれていた、ともお伝えしたいです。
CHaCK-UPについてほとんど知らなかったわたしは、舞台パートである程度推すメンバーを決めてサイリウムを振ろうと思っていました。
そして、ライブがはじまったときは別の色を光らせていたのですが、マルのきらきらにいてもたってもいられなくなって、サイリウムを赤に変えてしまいました。
もともとわたしは目を奪われるようなパフォーマンスをする人がすきで、自分のすきな踊りをする子がいると自然と視線が吸い寄せられます。そして、自分の視線が向かう先を信じて推したいとも考えています。
今回、わたしの視線が吸い寄せられたのがマルでした。
ただとても惜しまれるのは、今回のストーリーパートにおいてわたしがヒヤマ(マル)をほとんど意識していなかったことです…!
どんなふうに動いていたかはなんとなく思い出せるのですが、正直ストーリーその他に気を取られてしまっていて、まったく意識が向いていなかったんです…。
もう一度、CHaCK-UPを観たい。上京があと2ヶ月はやければ…。今はそんな気持ちでいっぱいです。
とても個人的な愛の話になってしまいましたが、CHaCK-UPのライブはそんなふうに推しをつくってしまうくらい、アイドル力に満ちあふれていたんだな、と思います。マルのきらきらオーラをあびるのに精一杯すぎて、まったく実のある話ができずすみません。
終演後、前日の夜にむしゃくしゃしていたことはとおいむかしのように感じるくらい、わたしの心は晴れ渡っていました。そして2014年夏公演のDVDを物販で購入し、夜ご飯をもとめて夜の新宿へくりだしたのでした。
はじめてCHaCK-UPを観たときの気持ちをできるだけそのまま書いておくため、購入したDVDを封印して書いた当記事でしたが、楽しんでいただけたでしょうか…?
今回の記事でお伝えしたかったのは、
・CHaCK-UPの優しさ
・構成されたバクステの巧みさ
・マルかわいい
以上の3点です。
もともと、
わたしがすごい、これはおもしろい! って思ったところは、コンサートへの導入である舞台パートとコンサートパートを作ることで、舞台パートがバクステみたいな位置付けになるところ。アイドルのときはクール系のレイが、素のときは若干ずれた熱血だってことがわかったりとか、一粒で二度おいしい感!
— あわあわ (@honeyx_xtrap) January 13, 2015
終演後に流した一連の興奮postのなかにあったこのpostへの反応がほとんどなかったために、この感動を誰かに伝えたい、読んでほしい、くだをまかせろ! という気持ちで書きはじめた記事でした。
けれど、書いていくなかで自分の気持ちを見つめなおし、CHaCK-UPのすばらしさやマルのかわいさについて噛み締めることができました。
先日先行販売のあったファンミーティングのチケ発には乗り遅れてしまいましたが、一般発売には万全の体制でいどむつもりです。
この記事を読んだかたがすこしでもCHaCK-UPに興味を持ってくださること、そしてすてきなスペーストリップに参加できることを祈っています。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
*1:CUFについて説明する公式ブログがこちら: http://yaplog.jp/chack-up/archive/69
*2:日音に関してはまだ名前の読みがきちんと確認できていないため、公演で聞いた音をふりがなとしています。間違っていたらすみません…。
*3:本田礼生くんは2月からはじまるテニミュ3rdシーズンにて菊丸英二役を演じることが決まっています。
*4:記憶喪失の理由としてヨシノが関わっていることがにおわされていますが、これについて今後説明があるかはわかりません。
*5:こういったエピソードや物語性を過剰に押し出すのが48Gであり、AKBドキュメンタリーがその象徴である、とわたしは考えています。
2014年現場まとめ
こんにちは。
あまりにも書きたいときに書きたいことを書くブログになってしまいました。2記事目です。
2014年の現場まとめをちらほら見るので、わたしも作ってみました。
今年は61現場で、うちテニミュ関連現場が33(本公演16)、ライブが12、SKE(須田亜香里ちゃん)関連が9、その他観劇が7、というかんじでした。書きながらぬけていた現場がふたつ見つかったので、もしかしたらまだ行っているかもしれない…。
一月ごとにざっくり振り返ります。
◎1月
0111:ピープル@東京
0118:SKE個別握手会@名古屋
・2013年からはじまっていたテニミュ四天宝寺公演が現場初めでした。
そして、名古屋公演と凱旋公演のみチケットを取っていたわたしの、四天宝寺公演初めでもありました。
忍足(東)がいないならべつに…などと言っていながらも3枚のチケットを確保していたわたしは、現場に行って速攻白旗をあげるはめになります。
自分の初テニミュだった全国氷帝公演で、背中が椅子にはりついて動かなくなるくらい圧倒されたあのときの迫力が、ふたたび現場に来ることでまざまざと思い出されたのです。
とくに、ルーキーズの一球勝負がほんとうにすばらしくて…。このすこし前から「尊い」という言葉がさかんに使用されていましたが、わたしは四天公演を観てはじめて「尊い」が腑に落ちました…。
また、全氷後過去をさかのぼった結果6代目青学がすごくすきになってしまったわたしが、みんな違ってみんないい! を実感できた公演でもあります。代替わりとは可能性が増えることで、増えた可能性のぶんおもしろくなれるのかなぁ、と。
・ピープル、自分のtwilogを観るかぎりすごいいいライブだったみたいなのだけど全然思い出せなくてかなしい…。セトリめっちゃいいじゃん…。ここからよっちゃんなしピープルにもどったんだね。
◎2年
0201:SKE単独コン@名古屋
0202:SKE単独コン@名古屋
0216:SKE個別握手会@名古屋
・SKEのナゴヤドーム公演、いちばん印象的だったのは思い出以上センターあかりんと会場を染める赤サイリウムです。(あかりんの推しサイリウムは赤です)
そして片想いFinallyはいろんなことを思い出すしいろんな感情が詰め込まれた曲でとてもウッてなる…。
あと友人がゆまな元気ない、なぜかすごい抜かれてる、ってめちゃめちゃ落ち込んでたことかな…。なにもなくてよかったです。
・そしてその数日後にチームS公演を観に劇場にはいりました! これがなんだかんだ2014年最初で最後の劇場公演だった…。まなつがいるうちにS公演はいろうと思ってRESET公演に応募したのだけど、いいなあと思うパフォーマンスをするのはにししとかまさなみたいな、すでにあかりんのいた公演で観たことのあるメンバーばかりで、わたしがいかにあかりん推しカメラになっていたのか気付く公演でもありました…。やっぱり公演はめっちゃいい。あかりんのいる公演にはいりたいです…。
・名古屋であまりにもよかったのでもう1枚凱旋のチケットを増やした四天宝寺ですが、みなさんがすごく絶賛されるので氷帝推しのわたしはちょっぴりつらくなってました…。
公演自体はすごくよかったし今は整理がついているのでこうしてブログに書けるんですが、1stの映像観て氷帝がいるのとかも今なんでいないんだろうとか思ってしまって…。
テニミュはDDのひとがいちばんハッピーになれると思います、わたしもテニミュからすきになったキャラクターたくさんいるので、どんどんしあわせなDDになりたい。
もちろんはいった現場はすごくたのしかったし、たのしめましたし、四天公演すごくすきですよ!!!
・あかりんがちょうどひと月前に握手会で話したことを覚えていてくれて、というかあかりんのほうから話を振ってくれて、ものすごくびっくりしたしうれしかった…。
◎3月
・四天公演中友人と、今日の「…せやな」はいいせやなだったとか今日はちょっと違ったとか言っていたんですが、大千秋楽のせやなは最高のせやなでした。
ライビュ後一緒に観ていた三人でした飲み会がしずかにまとまりすぎてびっくりしました。(いつも歌ったりコールアンドレスポンスしたりうるさい)
◎4月
0409:ピープル@静岡
0413:TSCPP@大阪
0419:SKE全国握手会@名古屋
0420:ピープル@奈良
0425:帝一の國
0426:テニミュ運動会(一回戦 / 二回戦)
0427:帝一の國
・友人とレンタカー借りて静岡でさわやかとピープルしました! いいツアーのはじまりを感じた!
・そしてはじめてのハイタッチと、はじめての三津谷さん個人仕事追いかけ、はじめてのテニミュ運動会。
ハイタッチでは自分が48Gの握手会を経て接触に慣れつつあることを実感しました。
帝一の國では井上小百合ちゃんのかわいさにオペラグラスが固定され、カテコでの三津谷さんの全方位ファンサにびっくりしつつ納得しました。あと舞台を2回以上観ることの大切さをあらためて実感しました。わたしはまだ1回で理解しきることができない…。
テニミュ運動会はシャブだった…。二次元と三次元の境目がかぎりなくあいまいで、今までの人生で出したよりも多い黄色い声を1日で出しました…。雌猫記念日。
◎5月
0509:ピープル@名古屋
0531:ピープル@東京
・このときのピープルツアーはわたしが行ったなかでは名古屋がいちばんよくて、終演後ハッピーピープルだった覚えがある…。
・ピープル東京ファイナルでまんパクからのピープルというめちゃハッピーなはしごを計画して、まんパクで昼酒最高セイヤーしていたら、跡部新キャストの情報がまわってきました。ちょう動揺してまんパク会場で号泣したり中野のスタバで泣いたりライブ中も泣いたりしました…。正直東京のライブは全然きちんと観られていません…。まったく集中できていなかった。
◎6月
0605:シネマ@名古屋
0620:稲葉浩志ライビュ
0621:リリウム@大阪
・シネマのDB2Gツアーはここ1回だけなのですが、このアルバムがすごくいいアルバムなのだなあということをあらためて実感することができるいいライブでした。本編ラストに向かってフロアのボルテージがどんどんあがっていくさまがすごくきもちよくて、いいバンド! いいライブ! と思っていた…。あとGATE聞けない呪いが解けた!
・稲葉さんのライビュは会場が静かすぎてな…。ライブ当たりたかったです。
・アー写?(こういうのなんて言うんだっけとっさに出てこない)が発表されてからじわっと気になってたリリウム、感想観てますます気になって観たいなってpostした数分後にTRUMPのDVDを貸してもらえることになって、そこからがわたしの繭期のはじまりでした…。TRUTH REVERSEを順番に観る毎日…。
そして滞在時間数時間の大阪遠征、リリウムは今までTRUMPを観るときに見逃していた視点に気づくことのできる内容で、そうでなくてもめちゃめちゃ絶望して、たぶん舞台観て今年1、2をあらそうくらいぐしゃぐしゃになったのはリリウムだと思います…。
みなさんもよかったらわたしと一緒に絶望しましょう、DVDならあります。
◎7月
0719:河童昼
・2ndシーズン最後の公演、そしてわたしの2推しである幸村が試合する公演がはじまりました。
「越前! 勝負だ!」からのTHIS IS~で、めっちゃ少年まんが! と思ったし、あっこれはもう抜け出せないやつだな…とも思いました。ほんとうにあの衝撃はすごかった…。
でもとにかく長い長い公演で、2回観てもはじめから終わりまでをとらえることができなくて、3回目くらいでようやく理解しはじめました。そして、跡部キャスト変更で5月末に号泣したわたしですが、小沼くんの跡部を観て、キャストが変わってもキャラクターの物語は損なわれないということを実感することができました。跡部様は跡部様以外のなにものでもないです! 小沼くんありがとう! 跡部様ありがとう!
・そして三津谷さんの個人仕事を追いかけて観に行った河童、これもすごくつらかった…。マチソワできるスケジュールだったのにもうつらい、観たくない、と泣いたあとの顔でチケット代より高い焼き鳥を食べました…。前述したリリウムにならぶくらいしんどかったのが河童です。
今思えばもう1回くらい観ておけばよかったんですが、喉元すぎれば熱さ忘れる系のあれかもしれませんし、あるいはもう1度観たらまた感想が変わるのかもしれません。
みんなに肉まん配ってまわりたいです…。
◎8月
・ずっと会いたかった女の子とテニミュを口実にしてはじめて会ったり、はじめての飛行機遠征をしたりしました。
福岡はおしょうゆがおいしいし魚が新鮮で最高だった、また行きたいです。
◎9月
0913:レディベス@名古屋
0914:AKB49ライビュ
0919:syrup16g@名古屋
0924:プラ@名古屋
・マジマジすっげー忙しい9月…。テニミュの間をぬってほかの現場に行く9月…。2回東京に行きました。AKB49のチケットが取れてたら3回東京行くはめになってた。取れなかったのでライビュで観ました。
そんなAKB49、いろいろ思うところあるし100%満足ではないけど彼女が夢の一つにしていたミュージカルの舞台にたてているあかりんが観られるだけでお金払えると思うあかりん推しだし、わたしたちみたいなひとがああして48Gの曲と一緒に舞台されたら感動しないわけがないし、さえちゃんの演技がすごかった…。これをきっかけに外仕事の可能性増やせていたらうれしいです。
・レディベスはあたりまえですがキャストのみなさんの歌のうまさとスケールのおおきさとお金のかかりっぷりにすごく圧倒されました。花總まりさんにほんものの貴族とはこういうものなのか、と気づかされ、また、古川さんがものすごくかっこよくて、かっこよくて、かっこよくて、オペラグラスが固定されました(2014年2回目)。
・また、シロップが活動再開後初のツアーということで、名古屋に行きました。2013年の5月8日の生誕ライブとはぜんぜんちがうウェイ感のある客層でびっくりしましたが、ライブがすすむごとに静かになっていくフロアがすごかったです。
・そして1年ぶりのプラ! すごく帰ってきた感のある、べつの世界に吸い込まれて帰ってこられなくなりそうなライブでした。
テニミュ2ndシーズン最後の本公演、ぜんぜん実感わかなかったしなんなら今も実感わいていないです。まったく実感わかないけど~♪ 泣かないつもりでハンカチ準備おこたったまま観たらS3で泣いたり伊武の「行こうぜ、全国」で泣いたりしてしまって顔がぐにゃってなりました。その後の飲み会もやっぱり静かでした。
◎10月
1013:SKE個別握手会@名古屋
1018:テニミュ映画祭@名古屋
1031:Dステ15th@名古屋
・半年ぶりの握手会でもあかりんに覚えてもらえていてちょっと泣いた。でもこの日台風かなにかで途中から中止になってしまって、それで使えないままになっている券が何枚かあります…握手させてくれ…。
・テニミュ映画祭には去年から足を運んでいますが、舞台挨拶付きの回に行くのははじめてでした! おごえさんが近くで立ち止まって、あまりの近さに下を向いたのがわたしだ…。顔が小さい…ほそい…。
何度もDVDで観た公演でも、こうして映画館で観ると新鮮だなぁと思って四天は舞台挨拶なしの回をもう1回増やしました。立海も何回か観たかったけれどスケジュールの都合で1回しか行けなかった…。
・そしてTRUMPからもうれつに好きになってしまった陳内さん観たーい、とカジュアルにチケットを取ったDステ、事前に立川迅助シリーズのDVDを貸してもらっていたのもありすごくするする理解できておもしろかったです。すっとはいれてすとんと落ちてあーおもしろかった、って帰れる舞台。
あとTRUMPの印象があったので(と前置きするのは失礼かもしれないですが)、D2ふくめDのひとの演技のうまさにびっくりしました。陳内さんかっこいい。
◎11月
1101:OOPARTS
1115:ドリライ2014@神戸(昼夜)
1116:ドリライ2014@神戸(昼夜)
1118:SHIP IN THE BOTTLE@名古屋
1122:ドリライ2014@埼玉(夜)
1123:ドリライ2014@埼玉(昼夜)
1124:ドリライ2014@埼玉(昼夜)
・OOPARTS(岐阜のライブイベント)はすごく久しぶりの長丁場ライブ現場でした。久しぶりにバンアパ観たりカランコロンの女性に撃ち抜かれたりしました。去年行けなかったけど愛を感じるいいイベントです。来年も行きたいです。
・SHIP IN THE BOTTLEはお話しするのがむずかしい内容だった…。ピップくんといい三津谷さんはこういう役がおおいのかなぁ。気になることがいくつかあるので誰かとお話ししたいです。まだ話せてない。
・そして怒濤のドリライ~! 今回すごく席がよくて(ありがとうございます)、跡部様とハイタッチしたりがっくんと手を振りあったり忍足に「おおきに」って言ってもらえて前後の記憶が消えたりしました。運動会が最高のシャブだと思っていたのだけど、ドリライはそれ以上だった…。キャラとかじゃなくてみんなあそこにいたしマジマジすっげーハッピーであたまがおかしくなりました。サイリウム振りすぎて筋肉痛になったのたのしかったです。次はもっと大閃光折りたい。
ドリライは笑顔で終われてとってもいい最終回でした。でもあんまり実感はわいていません。とりあえず今は産まれてくる子どもを待つような気持ちで次の忍足を待っています。
◎12月
1204:ピープル@名古屋
1214:SKE全握@名古屋
1225:TSCPP 第1部
1228:プラ
・テニミュがお休みだと生活が落ち着く! とか言いつつ2回東京に行っています。
・ピープルツアー、今回もすごくいいので名古屋と東京しか行けないの残念です。ピープルのツアーがはじまると毎回「今回はすごくいいツアーだからみんな来てね!」と言っていますが、毎回ほんとうに新鮮な気持ちでそう思えているので、ピープルはいいバンドだなと感じますし、だいすきです。
・TSCPP、めちゃめちゃ緊張しました。1回目しか観られなかったのはちょっと残念だったけど、テニミュ最高だったのでこれからもテニミュ最高セイヤーします。もうみんながいて歌って踊るだけで涙腺がゆるむ身体です。不二先輩と目が合う世界にいます。このあと来年春から住む家も決まって最高のクリスマスでした。
・今年の現場おさめは毎年恒例プラの年末公演でした。去年行けなかったので今年は全部リセットー! して終わることができてよかったなと思います。いろいろ聴いたことのない曲も聴けて、7年目の新規は新鮮な気持ちになったり懐かしい気持ちになったりできるいいライブでした。プラネタリウムがなんだかしみる夜でした。
と、そんなかんじの2014年でしたが、いかがでしたでしょうか!
軽くまとめるつもりがついつい文章を増やしてしまった、悪い癖です。
そしてこのへん記事にしたいなーみたいに思っていたこともさくっと盛り込んだりしたので、言葉足らずな部分もあると思います…。
わたしとしては、昨年夏に突然やってきたテニミュ熱がいっそう熱くなり、現場の数も去年より増えて楽しかったな、という印象です。
三津谷さんや陳内さん、古川さんを追いかけてテニミュとはまた違った系統の舞台に足を運べましたし、テニミュではいっそうシャブ感を味わえてあたまがおかしくなりました。SKE劇場にはいれた回数は減りましたが、これはある程度しょうがない…。
そして、12月のところでもすこし触れましたが、来年3月に引っ越して東京に行くことが決まりました。ワーパチパチ
と、言うわけで! 2015年は去年よりももっとたくさん、いろいろな現場へカジュアルに足をのばしてみたいなと考えております。
2ndキャストの卒業とともにテニミュ以外で追いかけたい現場がぐっと増えて、そこらへんを押さえているだけでだいぶ現場の数が増えてしまいそうですが、経験値をためて新しいことを知り、自分のすきなものはなんなのか、今よりわかる1年にしたいです。
今年は現場を増やそう! と思える年って久しぶりなので、テニミュが自分にいい影響をあたえてくれているんだなとあらためて思います。テニミュ最高セイヤー!
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました。
自己満まとめができてとっても楽しかったです。2015年もよい年になりますように!
腐女子でドルオタでばんぎゃるクラスタのはずだったわたしが突然テニミュにはまった理由
去年の9月にわたしの心をかっさらっていった、「ミュージカル テニスの王子様」(以下テニミュ)について、書いて放置してあった文章を、当時の記憶を呼び起こしながら完成させてみました。
新しい世界への扉を示していただきまして、本当にありがとうございました…。(寝言)
— あわあわ (@honeyx_xtrap) September 6, 2013
*1:ちなみにそのMVがこちら
2012/1/25 on sale 8th.Single 片想いFinally MV(special ...
*2:このときのことについて、わたしはTwitterで「両隣の人が2人ともS1でめっちゃ泣いてて、わかるよ、わかるよおおお…! と思っていた。」とpostしています。
*3:ここでいう接触とは、握手会などの触れあい系イベントをさします。
*4:そんなわたしの当日のTwilogがこちら: