日々の泡

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フレンチブルドッグと暮らしはじめて半年が経ちました

こんにちは、あわあわです。

ご存じのかたもいらっしゃるかと思いますが、半年ほど前からフレンチブルドッグを家族の一員として迎え入れました。わたしも同居人のメィーも彼女にめろめろで、もう彼女のいない生活は考えられません。

このしあわせを誰かに話したくてしょうがないので、今回は新しい家族であるフレンチブルドッグの話をします。

 

つくしちゃんのことを紹介させてください
さて、わたしたちが愛してやまないフレンチブルドッグの名前はつくしちゃんと言います。つくしのようにすくすく育つように、という願いをこめて、二人で考えた名前です。が、ふだんはつくちゃんと呼ばれています(ので、記事でもつくちゃんと表記します)。

つくちゃんは白にちかいクリームのフレンチブルドッグです。お耳がおおきくて、黒目がちな瞳はとろんとしていたりきらきら輝いていたり、彼女の気持ちをわたしたちに伝えてくれます。彼女という表現からもわかっていただけるかと思いますが、つくちゃんは女の子です。2月の頭に、茨城のブリーダーさんのおうちで生まれました。

おっとりした性格で、わたしに似たのかすこしびびりです*1。つくしというよりは春のはらっぱに咲いたたんぽぽのような存在かもしれません。わたしが実家で飼っていた犬のようなはげしい感情表現*2はあまりありませんが、わたしたちからの愛はたしかに彼女に伝わっているし、彼女からもわたしたちにたいする穏やかな愛情を感じる気がします。生き物に好意ではなく愛を伝えること、ずっとないような気がしていたので、つくちゃんはほんとうに奇跡のような存在です…。

つくちゃんはわたしか同居人の足元や座椅子、ソファ、あとはわたしのおなかの上にいることが多いです。マウントを取られるので犬をおなかにのせることはよくないらしいですが、つくちゃんの可愛さの前にわたしの人権などあってないようなものです。カースト最下位になってもおなかにのせたいという気持ちで、つくちゃんをおなかの上でかわいがっています。つくちゃんの重みと体温を感じながら、びろうどのような手触りの毛並みに触れているとき、脳内麻薬がだばだばに出てあたまがとろけていくような感覚におちいります。

つくちゃんは、お風呂はすきですが水たまりはきらいです。汚れるのがいやなのか、冷たいのがいやなのかはまだわかっていません。そんなつくちゃんの影響を受けてか、わたしたちも湯舟にお湯をはることが増えた気がします。とはいえ一緒に湯舟につかることはありませんが、わたしたちが入浴していると、つくちゃんはときおり脱衣所でうとうとしています。お風呂のドアを開けてまるくなっているつくちゃんを見つけたとき、よい暮らしをしみじみと実感します。

そして、わたしたちの家族ということでお察しのかたもいらっしゃるかもしれませんが、つくちゃんはとても食べることがすきな犬です。日々のごはんはもちろん、おやつに果物をあげるととてもよろこぶので、ついつい甘やかしてしまっています…。果物の味をおぼえたのか、野菜室をあけるとこっちをじっと見るのがかわいくてしょうがないです。今のところ体重は大丈夫みたいですが、つくちゃんの健康のためにも、甘やかしすぎないよう気をひきしめて甘やかしていくつもりです。

 

ここ半年ほどで知ったつくちゃんについてのことは、おおよそこんなかんじです。これからもっとずっと長い年月を一緒に過ごしていくなかで、もっとつくちゃんのことを知っていきたいし、もちろん現状から変化もあると思います。
ひとまずはこれくらいを、つくちゃんの紹介とさせてください。

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フレンチブルドッグを飼うまで

ところで、わたしは犬派か猫派かで言うともともと犬派で、けれど柴犬やラブラドールレトリバーシェルティみたいな鼻の高い犬がすきでした。フレンチブルドッグやパグのような、いわゆる鼻ぺちゃ犬がすきなのは同居人で、フレンチブルドッグを飼いたいな、と思うようになったのは、同居人の影響です。

インスタグラムに投稿されているかわいらしいフレンチブルドッグたちのなかから、この子の顔が好きとか、この子の表情筋がいいとか、同居人とそんな雑談を交わすうちに、いつしかわたしもフレンチブルドッグの穏やかな雰囲気のとりこになっていたのでした。

 

フレンチブルドッグを家族として迎え入れる話がおおきく進んだのは、これまでペット禁止だった我が家がペット可になったことがきっかけです。築年数は長いわりに大家さんが手を入れてくださっているおかげできれいな我が家は、ずっとペットを飼うことが禁止されていました。爬虫類ですら相談が必要なため、この家で犬を飼うことはほとんどあきらめていたのですが、今年のあたまにペット飼育が解禁されました。

今まで夢のまた夢、のような気持ちで、でもブリーダーさんやペットショップのホームページをながめていたわたしたちの熱は加速し、あれよあれよという間にブリーダーさんにアポイントメールを送っていたのでした。

フレンチブルドッグをほしがっていたとはいえ、お顔にたいするジャッジがきびしかったわたしたちが、一緒に暮らしたいと思えるお顔の子犬にすぐに出会えたのも、運命なのかなという気がします。

 

ただ、フレンチブルドッグと暮らすことを、迷うことがなかったとも言えません。

わたしの人生にフレンチブルドッグが入り込んできたのは、ほんとうにここ1年くらいのことですが、調べれば調べるほど、フレンチブルドッグはなにかと気がかりなことのおおい犬種です。

たとえば、皮膚病やヘルニアなど、病気がちなところ。それのために病院代がとてもかかるところ。あたまが大きいため、ほとんどが帝王切開で生まれてくるところ。暑さ・寒さにとてもよわいところ。ほかの犬種にくらべて短命なところ。

わたしは実家の犬も10歳で亡くしているため、次に飼う犬は長生きしてほしい、という気持ちがなんとなくですがありました。そんなわたしにとって、フレンチブルドッグの身体のよわさは、すこしネックでした。

お金はそもそも出費がおおい家なので、いろいろ削っていくことでなんとかなります。でも、せっかく一緒に過ごすことになった犬を、はやくに亡くしてしまうのはあまりにもかなしいです。

けれど、結局わたしたちはフレンチブルドッグと暮らす選択をしました。彼女ができるだけ健康でしあわせに生きられるよう力を尽くすことが、我が家で暮らしてくれている彼女にできる恩返しかな、と思っています。

 

つくちゃんのいる生活

最後に、つくちゃんと暮らすわたしたちの生活や、つくちゃんのために購入しているものなどを紹介させてください。

 

まずはおおよそのタイムスケジュールにそって、書いていきたいと思います。

朝がよわいわたしたちは夜に予定のあるときをのぞいて、夜にお散歩に行くことにしています。だから朝はつくちゃんにしてあげられることがほとんどありません。

同居人よりもはやく起きるわたしが朝ごはん係で、自分のしたくをしながらすこし遊んであげるのが朝の日課になりました。夜の間はケージのなかで寝ているつくちゃんは、わたしの足音に気づくとゆっくり目を開けます。深くねむっていると声をかけるまで気づかないこともあって、わたしはつくちゃんがわたしの声で目を覚ますのがすきなので、足をしのばせてリビングへ向かいます。

ほんとうは手作りのフードをあげたい…と思いつつ、そこまで手をかけてあげられる余裕が現状ないので、市販のフードをあげています。手作りフードをあげると肌荒れしにくくなるという話を聞いたので、いずれ試してみたいな、と考えてはいます。

 

ちなみに現在つくちゃんにあげているフードは、PERORIという国産・無添加のフードです。自分の食事では産地なんてほとんど気にしていないのに、つくちゃんに関してはどれだけ過保護になっても悪くない気がしています。すこし前まではふやかしてからあげていましたが、最近ドライフードをそのままあげられるようになってきました。今のところ肌トラブルもなく、つくちゃんもおいしく食べているようです。

natural-food.jp

 

また、おやつをあたえてもいい時期になってきたので、おやつもPERORIのものを購入しています。もちろんおやつも安心できそうな素材でできていて、つくちゃんも喜んでくれるのでしばらくこのままいく予定です。

あとは前述のとおり、果物もおやつにあげています。ただ最近のわたしたちはおもにシャインマスカットなど、ぶどうを食べていて、ぶどうはつくちゃんにあげられないので切なげな視線がかわいそうでつらいです…。

 

後ろ髪をひかれる思いで家を出て仕事をしている間、つくちゃんがどのように過ごしているのか、同居人から連絡がない場合は現状知るすべがありません。一緒に過ごせば過ごすほど、親ばかが加速してそのぶん心配になってくるので、同居人にはまだ相談していませんが*3、おやつをあげられるペットカメラである、Furboの購入をこっそり検討しています。職場からつくちゃんに声をかけたりしてみたい…。

shopjp.furbo.com


わたしたちとつくちゃんの時間でもっとも密度が濃い時間が、仕事から帰ったあとの夜の時間です。

お散歩は同居人と三人で行くこともあれば、わたしが行くことも、同居人が行くこともあります。フレンチブルドッグはあんまり運動をさせることも関節によくないみたいなのでお散歩は短めで、10分~15分くらい歩いていることが多いです。

ただ、今でこそつくちゃんにとっても歩きやすい気候になってきましたが、今年の夏は夜でも外に出すのが不安な気温の日がおおく、そういうときはお散歩はおやすみした日もありました。夜中まで気温が下がるのを待ったり、アスファルトは抱っこして歩いて公園の土の上だけをお散歩したりと、工夫はしていましたが、それでも無理な日は無理でした。

そういう日が続いたときのためのつくちゃんのストレス対策が、来年の夏の課題かなと思っています。

 

お散歩から帰ったら、蒸しタオルで全身を拭いてあげながらマッサージします。単純に汚れを取る以外にも、肌荒れやにおいの防止になるようで、つくちゃんも気持ちがよさそうにしています。あんまりたくさんシャンプーしてあげるのも肌にわるいそうなので、お風呂は最大でも週1回くらいです。

フレンチブルドッグは肩が凝りやすい犬種のようで、つくちゃんも触られるのがきらいではないのか、マッサージをしてあげているとどんどんふにゃふにゃになっていくのがほんとうにかわいいです…。

 

そのあとは一緒にだらだらしたり、おもちゃで遊んだりしながら時間を過ごすことがおおいです。夜は今のところケージで寝ているので、わたしも同居人もリビングからいなくなるタイミングでつくちゃんにもケージにはいってもらっています。

わたしたちとつくちゃんの毎日は、こんなかんじに進んでいます。

 

さて、なんとなくこの記事を読んでいただいただけでも、つくちゃんのためにいろいろとお金を使っているのがばれてしまっていると思います。

数々のつくちゃん用品のなかでもわたしがいちばん気に入っているのが、つくちゃんがおうちでつけている首輪です*4。インスタグラムでひとめぼれしてからずっとこれを付けてあげたい、と心に決めていたもので、PIPOLLIで購入しました。

https://www.pipolli.com/

 

www.instagram.com

この画像を見ていただければ想像できると思うのですが、つくちゃんのやさしい色にこのピンクが似合いすぎるのです…。とくに背中のリボンがよく見えるうしろすがたが好きで、ソファや座椅子でまるくなっているつくちゃんの背中をにこにこ眺めているとしあわせになります。

 

つくちゃんがわたしたちの家に来てくれてから、すべきことが増えて大変に感じることもありますが、それを圧倒的な多幸感がうわまわり、穏やかな気持ちでいられることが増えました。

今後もつくちゃんと過ごすしあわせな暮らしのため、生活をきちんとやっていく所存です。

 

それでは、現在もペット禁止物件に住んでいるわたしと同居人の、妄想ブログ記事に最後までお付き合いいただきありがとうございました。

つくちゃんはわたしたちとあなたの心のなかで、たしかに存在しています。今後も実在性の強化にお付き合いいただけますと幸いです。

*1:びっくりして縦にビョンと飛ぶことが何度かありました。かわいすぎるので、動画が撮れていないのをとても悔いています…。

*2:外犬だったからか、家族が姿を見せるとビョンビョン跳ねて大喜びする犬でした。

*3:この記事を読んでさらなる親ばかアイテムが検討されていることを知ると思います。ご検討のほどよろしくお願いいたします。

*4:お散歩のときは身体への負担も考えて、ハーネスで出かけています。